GSF1200をFI化します。

研究所所員の所有するGSF1200をFI化させてみます。

1156cc4気筒のエンジンをどうFI化するか?
・スロットルボディはどうする?
・インジェクタはどうする?
・噴射制御はどうする?
・燃料ポンプ、燃料配管はどうする?
・リターンはどうする?

いろいろと検討事項が山積みです。

多分、理想どおりにしていくとインジェクションのバイクを買ったほうが良いということになりかねないので今回のコンセプトはずばり「キャブ車っぽいインジェクション車」で攻めたいと思います。


まず、スロットルボディはどうするか?です。

キャブでも点火制御用等スロットルセンサーが付いているものもありますが、GSF1200のBST36にはそんなものは付いていません。

なんとかしてセンサーが付かないものか・・・・

スロットルに連動した軸が欲しい・・・・

ということで、軸を取り出しちゃいます。

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<右端を離脱させます。>




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ちょこっと穴を開けて先のとがったものでこじるとふたが取れます。

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慎重に中心を狙って穴を開けます。

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スロットルセンサー用延長軸をねじ込みます。

FCデザインで取り扱っているスロットルセンサーは取り付け部のシャフト径φ8mm、1部を中心に向かって2mmほど削ってのD型にすることで取り付けが可能です。(+センサーを固定する部分も必要なります。)


スロットルセンサホルダを作成します。


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ホルダの固定はイモねじで。


センサー取り付け完了です。
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あと、空気を通るだけなのでキャブ特有の部品は外します。
BST36はダイヤフラム式なのでバルブを全開で固定させます。(ニードルも撤去です。)
フロート室の中身も空っぽです。
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スロットルセンサー:4500円(税別)

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